2020年の下半期に入って世界のデジタル・ランドスケープはさらなる急速な進化を続けています。

また、未だ各国で進行中のCovid-19ウイルスの大流行は人々の日常生活の様々な側面に影響を与え続けています。

現在、多くの国でロックダウンが解除されつつありますが、そのロックダウン中に世界中の人々が新たに使い始めたデジタルツールやソーシャルメディアが多数ありました。その結果、さまざまな種類のデジタルアクティビティの利用率、利用時間が各種大幅に増加しています。

Akamaiのレポートによると、今年は世界のインターネットトラフィックが 30 パーセントも増加し、GlobalWebIndex の調査によると2020年年初よりもネットデバイスを使用する時間も大幅に増加しています。

これに伴い、We Are SocialHootsuiteとのパートナーシップにより作成された新しいレポート「Digital 2020 July Global Statshot」では、いくつかの重要なマイルストーンとトレンドを記しています。

2020年7月のGlobal Digital Reportの主な見出しは以下の通りです。

●世界の半数以上がソーシャルメディアを利用
●ロックダウン中に形成された多くの新たなデジタル・ネット利用方法、習慣が継続
●世界でTikTokの利用は急増、しかし今後の成長はより困難になる可能性
●インスタグラムが新たな節目を迎える
●検索の仕方は進化し続けており、ブランドにとって重要な意味をもたらす

本レポートはこれまでで最も包括的な四半期報告書であり、150以上の豊富なデータとトレンドのチャートが掲載されています。
これらの全てのチャートは以下レポート本体より無料で見ることができますが、今四半期の主要なアナリシスは以下については本ブログにてカバーしてします。

トップストーリー:世界の半数以上がソーシャルメディアを利用

ソーシャルメディアの利用者は過去1年間で10%以上増加し、2020年7月月初には世界全体で39億6000万人に達している。これは、世界人口の半数以上の人がソーシャルメディアを利用していることを意味します。

過去12ヶ月間の成長トレンドを見ると、1日平均100万人以上の新規ユーザーがソーシャルメディアを利用し始めており、これは毎秒約12人の新規ユーザーに相当します。
さらに、世界全体の合計がすでに半分を超えたにもかかわらず、成長のペースはここ数ヶ月で加速しています。

COVID-19に関連したロックダウンが成長率の増加に一役買っているかもしれませんが、今回の集計データの多くは第1四半期に更新されたものです。よって次回のレポートではさらなる急速な成長が見られる可能性があります。

インターネットユーザー数も引き続き堅調な伸びを示しており、最新の分析によると、昨年は3億4,600万人が初めてインターネットを利用したことが明らかになりました。
現在、世界中で45億7000万人がインターネットを利用しており、世界の総人口の60%近くを占めています。

これは今年の4月に発表した数字と似ていますが、ITUおよびGSMA Intelligenceとの協議を経て、一部の大国のインターネット・ユーザー数を大幅に下方修正しました。これらの修正は、我々が広範に追跡してきたインターネットユーザー数のレポートに起因しています。他のレポートの中には、極めて短期間で非現実的に大きな成長を示すものがあり、その結果、関連する国の人口統計学的および社会経済的実情を考慮すると、あり得ないように見える数字が表示されていました。

しかし、過去の数字を修正しても、最新のデータによれば、世界のインターネットユーザー数は、過去数回のレポートで報告してきたのと同じペースで成長を続けています。

世界のインターネット利用者数は過去 12 ヶ月で 3 億 4,600 万人増加しており、前年比で 8% 以上の増加となっています。平均すると2019年7月以降、1秒ごとに約11人の新規ユーザーが初めてオンライン利用を始めていることになります。

今期の携帯電話ユーザーについて報告している数字も、4月に発表した数字と比較すると横ばいのように見えますが、GSMA Intelligenceの最新データによると、全体の合計に修正があったにもかかわらず、ユニークモバイルユーザーは成長を続けていることがわかります。モバイルユーザーは過去1年間で2.4%増加しているますが、2020年の最初の3ヶ月間は前四半期比0.5%増と成長ペースが鈍化しています。

この成長ペースの鈍化は、世界全体の成長に占める割合が大きい中国を中心としたコロナウイルスのロックダウンの影響によるものと思われます。